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2010年9月11日
患者様の為になる治療を行いたい
故松下幸之助氏はこのように述べています
【客が欲しがるものを売るのではなく、客のためになるものを売れ】
聞いたとき、私の心に強く響いた言葉です。
これをそのまま医療に置き換えてみます。
患者様が望む方法でなく、患者様の為になる治療を行えということ。
例えば歯科医療で良くあるシーンです。
「先生、銀歯取れたからとりあえず付けなおしてください」
これに似たような言葉をついつい言ってしまうことございませんか?
ここにはいくつかの問題があります。
私は診療中は極力使わない言葉なのですが
とりあえず
とりあえずの処置されたら困りませんか?明日から海外行くので・・・などというような特別なケースは別です。
銀歯が取れたからつけて欲しいという、医学的根拠は全くない、自己判断。
取れたなりの事情は何かあるはずです。それを行うことが果たして、患者様の為になるのか・・・
私は私なりのプライドを持って、
どんなに望まれてもこれを付け直すことは当院では致しません。
と申し上げることがございます。どうか気を悪くしないで頂きたく存じます。
銀歯を作る処置一つとっても同様です。
銀歯のデメリットを知っているからこそ、必ず他の治療法もご説明申し上げます。
銀歯を用いた治療での良い所はただ一つ。保険が利くこと。です。
プラークの付着が起こりやすいため、再び虫歯になりやすい
・金属アレルギーのリスクがある
・見た目は銀色、というより口の中では黒っぽく見えます
・保険適応の材料を全てに用いるため精度が不確定
・固すぎるため、歯を痛めやすい
等のデメリットが多々あります。
例えばセラミックを用いると
・プラークが非常に付きにくいため、二次的な虫歯を作りにくい
・生体親和性が高く、アレルギーを生じることは極々稀
・見た目も綺麗で自信を持って笑って頂ける
・変色もしない
・保険外の材料を用いれるので精度が高い
等のメリットが多々あります
ただし保険適応外のためある程度の費用負担がございます。でも、口の中に入る=体の中に入るものです。たまにしか着ない服よりもずっと価値があるはずです。
したがって、当院では修復治療(詰めたり、被せたり)の際、必ず保険外診療の選択肢のご説明をさせて頂きます。
なぜならそちらの治療法が
患者様の為になる治療法だからです。
インプラント一つとっても、補を失った部分の治療として、ブリッジや義歯と比較して、メリットが明らかに多いため、歯を抜いた際、または歯を失っている部分がある場合は必ずご説明を致します。
安くて・早くて・痛くなくて・長持ちする治療なんて存在しません。
そんな説明いらないよ。と思わずまずは、知識を深めると思って耳を貸して頂きたいと思います。





