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2009年12月13日

歯周病かどうかチェックのポイントはありますか?

下記ような症状がひとつでもある人は程度の差はあれ、歯周病かも?しれません。すぐに検査を受けましょう。
□ 朝起きた時、口の中がネバネバする。
□ ブラッシング時に出血する。
□ 口臭が気になる
□ 歯肉がむずがゆい、痛い。
□ 歯肉が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色でひきしまっている)
□ かたい物が噛みにくい。
□ 歯が長くなったような気がする。
□ 前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。



歯周病(歯槽膿漏)は、目に見えない歯肉の溝の中に起こり、気づかない内に進行してしまいます。


自覚症状が出てからでは手遅れのことも多いです。早目の受診をお勧めします。

口臭と歯周病の関係はあるのでしょうか?

口臭は自分ではなかなか気づかないものですが、知らず知らずのうちに他人に不快感を与えていることも少なくありません。
口臭は、胃かいよう、胃炎、気管支炎、へんとう腺炎、糖尿病など内臓疾患が原因になっていることもありますが、内臓疾患以外なら歯科治療でほぼ完全に治すことができます。口臭の90%以上は口の中の病気や細菌が原因だからです。
口臭の原因となるのは、「メチルメルカプタン」「硫化水素」「ジメチルスルファイド」などの揮発性硫黄化合物で、虫歯や歯周病ができると、これらの揮発性硫黄化合物が大量に発生します。マウスリンスやガムなどは一時的ににおいを消すことはできても、根本的な解決にはなりません。完全に口臭を断つには虫歯と歯周病を完全に治療することが必要です。
初期の歯周病は自覚症状がないため、気づいていない人がほとんどですが、30歳以上の人の80%は治療の必要な歯周病を患っています。特に歯磨きや固い物をかんだりしたときに、歯ぐきから出血がある人はかなり歯周病の症状が進行しているといえます。歯ぐきからの出血はうみをともなうことが多く、口臭の原因になります。
やっかいな点は、ほとんど初期症状がないので、知らない間に虫歯や歯周病が進行してしまい、口臭が放置されていることがよくあります。
いったん虫歯や歯周病になってしまったら、放っておいて治ることはありませんので、歯科人間ドックでの早期発見・早期治療が有効です。あまり知られていませんが、舌苔(ぜったい)も口臭の原因になります。舌苔とは舌の上に白くなってつもった食べカスのことで、舌の表面はでこぼこしていて、くぼみのなかに汚れがたまりやすいのです。舌苔を除去するためには、ヘラ状の専用ブラシをつかって「舌磨き」を行うとよいでしょう。

歯周病とは何ですか?

歯周病は、正しくは『歯周炎』と呼ばれる細菌感染による炎症疾患です。
『歯周炎』の特徴的な臨床症状は、歯肉の腫れ・出血・膿み・痛みなどです。
『歯周炎』を引き起こす原因は、歯肉の中に入り込んだ細菌の固まり『歯肉縁下歯石』です。歯周病治療において一番重要となるのは、この『歯肉縁下歯石』を徹底的に除去することです。
『歯肉縁下歯石』を除去することで、腫れ上がっていた歯肉は引き締まり、歯周ポケットは浅くなり健康な状態へと治癒します。
約4週間でかなりの状態まで治癒してきますので、歯周ポケットを再度評価し歯周病の治癒状態を確認します。

この治癒速度を速めたい場合は歯石除去に殺菌水を併用すると有効です。

歯周病の治療でどのようなことが起こりますか?

歯周病が治癒の方向へ向かい歯肉が引き締まる事で以下の2つの事が起こります。
①歯と歯の間に隙間ができ食べ物が詰まりやすくなる。
②歯が凍みる。
これは、歯周病の進行程度により差があります。
より歯周病の進行が強い場合は、より強く起こる可能性が予測されます。
歯周病治療を行う前に患者様に必ず上記の事を説明し治療にあたります。歯周病の治療後に認められる歯肉の引き締まりにより歯根が長く見える状態というのは、上記に記した健康な治癒状態を意味しますので全くご心配ありません。
歯周病の進行状態が強く顕著に現れた場合には、
補綴治療(被せもの治療)/矯正治療/歯周外科治療などのコンビネーション治療にて改善する事が可能です。

歯周病とは?

歯周病は、正しくは『歯周炎』と呼ばれる細菌感染による炎症疾患です。
『歯周炎』の特徴的な臨床症状は、歯肉の腫れ/出血/膿み/痛みなどです。
『歯周炎』を引き起こす原因は、歯肉の中に入り込んだ細菌の固まり『歯肉縁下歯石』です。歯周病治療において一番重要となるのは、この『歯肉縁下歯石』を徹底的に除去することです。
『歯肉縁下歯石』を除去することで、腫れ上がっていた歯肉は引き締まり、歯周ポケットは浅くなり健康な状態へと治癒します。

「歯周病だから歯を何本も抜かなければだめだ」と言われたのですが...?

抜かないでおくのは今は幸せかもしれませんが後でデメリットが大きくなることがあります。保存不可能な歯があれば抜いてしっかり歯周治療を受ければ,そのときは大変に感じるかもしれませんが後でメリットが大きくなることが考えられます。その時の1本の歯にこだわらず,お口全体で考えることが重要です。

あるいは今は再生療法という方法もあります。適応かどうか相談してみてはいかがでしょう?ただし、保険治療の適応ではありません。

歯周病は自覚が出た時には手遅れのことも多いです。少しでも気になったら早目の受診をお勧めします。

電動歯ブラシと手用歯ブラシ,どちらを使うのがよいのですか?

最近,多くのメーカーからさまざまなタイプの電動歯ブラシが出ています。
実際,このような質問はよく患者さんから受ける事があります。
手用歯ブラシでも正しく使えばプラークコントロールは十分可能です。
手用歯ブラシでしっかり磨ける人が楽をするために電動歯ブラシを使うのであれば問題は無いと思います。
しかし「私は手用歯ブラシで磨くのがへただから電動歯ブラシにしたら磨けるようになるだろう。」というお考えはしないで下さい。
これは自転車に乗れない人が「オートバイなら乗れそう!」と言っているのと基本的に同じです。
もちろん電動歯ブラシにも利点はたくさんあります。
例えば高齢者や身障者等で手が自由に動きにくいという方にはかなり有効です。
一般の方にはそんなに電動歯ブラシにこだわる必要は無いかもしれません。(ここだけの話,歯科医師で電動歯ブラシを使用している人はほとんどいないのが現状です。)

2009年12月 9日

殺菌水とはなんですか?

当院で使用している殺菌水は、次亜塩素酸水(中性電解機能水)です。
次亜塩素酸は、人体に元来備わっている殺菌成分です。人間の体内で、白血球が細菌を殺す過程で主に作用するものです。次亜塩素酸を用いた治療法は、この殺菌力と安全性に着目した治療法なのです。

パーフェクトペリオがテレビで有名になりましたが殺菌成分は同じ物になります。当院のシステムはよりバイオフィルム分解に重きを置いた、濃度、pHにコントロールしております。

特に歯周病治療に大きな効果を発揮しますが、当院では親知らずの抜歯時や外科処置後の洗浄など様々な用途に使っております。

また、ご家庭でホームケア用としてもお使い頂けます。

殺菌水を用いた治療にはどのようなものがありますか?

最も有用なのが歯周病治療になります。
歯周ポケット内の洗浄や歯石の除去に高濃度次亜塩素酸水を用いると非常に早く歯肉の腫れが収まります。
1日でお口の中全体を掃除すれば驚くべき治癒を示してくれます。
ただし、当院で殺菌水を用いた歯周病治療は保険適応はございません。
ワンデイペリオ(1日で全体の歯周病治療)は麻酔費用込みで10万円となります。
本当に治したいという方にお勧めいたします。

なぜ歯科医院に殺菌水が必要なのですか?

当院にはホームケア用だけでなく、手洗いから治療に用いる全ての水が殺菌水になっております。ただし、濃度は歯周病治療やホームケアに用いる物よりも薄くなっております。

当院の水は100%最近は存在し得ません。このシステムは日本に500医院しか普及しておりません。

さて、本題です。長くなりますがお読みください。

歯科治療ユニットで利用される治療水の多くが、多量の細菌で汚染されている事実があります。

歯科施設で利用されている水道水は、通常の蛇口からの採取で細菌はほとんど存在せず、残留塩素濃度が4ppm以上に保たれています。

しかし、この水道水を利用しているはずの歯科治療用ユニットの先端(治療器から出る水・うがい用の水・他)から採取した水を調査すると、報告により70%~100%の割合で、安全な水道水の基準(100cfu/ml以下)を超える、多量の細菌の存在が確認されています。

<資料は多数あるのですが、日本の歯科大学で調査したものをご参照ください。>

【参考資料】通常の歯科治療に利用されているデンタルユニット水を調査。月曜始業前に、タービン末端で平均220,000CFU/mlの水中生菌を確認し、水ラインチューブのいたるところでバイオフィルムの形成が認められた。

●サンプリングした水ラインでは、全てのユニットの配管ボックス内に中空糸素材の水除菌フィルター(0.1μm)が設置されていた。
●エアタービンには全て逆流防止装置がついていた。
●スリーウェイシリンジは末端に治療ごとの使い捨てチップを使用していた。
私立大歯学部の歯科治療水調査(2001)

一般で可能とされる予防法を採っているにもかかわらず、歯科ユニットの水の汚染は防げていないわけです。

歯を削る水、うがいをする水、治療に用いる水が汚染されていては元も子もありません。そのため、当院では人体には安全であり、水自体に殺菌効果を有する水を生成する装置を導入いたしました。

殺菌水は安全なのですか?

安全です。飲んでしまっても問題ありません。

なぜなら次亜塩素酸は、人体に元来備わっている殺菌成分です。人間の体内で、白血球が細菌を殺す過程で主に作用するものです。次亜塩素酸を用いた治療法は、この殺菌力と安全性に着目した治療法なのです。

元来人間が持ち合わせている成分なのでご心配なさらなくて大丈夫です。

だからこそホームケアでも安心してお使い頂けます。

実際、当院スタッフのお父様は間違えて飲んでしまったという話もあるくらいですので・・・苦笑


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